旅がしたい気分だったので知人の個展を見がてら初の岐阜県へ、エイヤ!っと勢いだけで行ってまいりました。
その個展会場の館長さんより、せっかくここまで来たのだからと勧められたのが「養老天命反転地」。遠い昔に本では見たことがありましたが、今回の旅行もいつものごとく、無計画、無下調べ。iPhoneのグーグルナビだけを頼りに車で来たもので、あの世界的な現代美術家の作った公園「養老天命反転地」がまさか近くにあるとは…
早速、向かうことに。
ひたすら長閑な畑の真ん中の道を走らせる。グーグルナビさま、たまに変な奥の細道に連れて行かれるので、ちょっと不安。まあ、ガソリンは沢山あるからなんとかなるか…
きっと日本で一番危険なテーマパーク!
来てみてわかりました。
サンダルやゆるい靴で来ると後悔します。(靴やヘルメットの貸し出し有)
園内の建築物、構造物には水平垂直が無いため、平衡感覚がおかしくなったり錯覚を起こしたりと知覚を揺さぶられます。
公園全体がアート作品です。
荒川修作氏とそのパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の構想によって1995年に開園。初日から骨折者がでたのだとか。。
養老天命反転地記念館内
こちらにはスケッチやCGが展示されています。
「極限で似るものの家」
これだけの建物なのに水平垂直がありません。
一階を反転した天井、屋根は岐阜県のかたち。
「地霊」
「死なない為の道」
注意しながら峰を歩かないと転がり落ちます笑
広がる濃尾平野
「宿命の家」
今時のあちこちの公園にあるような立ち入り禁止だとか危険だとかの野暮な柵や看板はほとんどありません。
今の時代に珍しい自己責任テーマパーク笑。
テーマパークというよりはフィールドアスレチックですかね。
まだ経験されたことの無い方、是非一度は行かれてみるとよいですよ!
キッズ達は大興奮!?秘密基地だらけみたいなところです。