旧六合村の太子(おおし)地区に残された、旧国鉄の「太子駅」。
かつての群馬鉄山、日本鋼管の鉄鉱石を運ぶための専用線
戦時中には米軍の爆撃で線路が破壊されたこともあ
六合村で採掘された鉄鉱石を京浜地区に輸送するために1945年に開通。
長野原−太子間は通称「太子線」と呼ばれ、戦後日本の復興と工業化に大きな役割を果たしました。太子線は44年前に廃線に。
暮坂峠を越えて六合村に入り、赤岩地区に向けて南下中、久しぶりに立ち寄った「旧太子駅」が、ずいぶんと発掘されていてビックリしました。
中之条町では、旧国鉄長野原線の太子(おおし)駅を復元し、地中に埋まったホームを掘り出して周辺を公園として整備。蒸気機関車(SL)の展示も検討し、観光の目玉とする計画だそうです。
話には聞いていましたが、実際の発掘現場に来てみると迫力です。
詳しくは毎日新聞2014.4.3の記事でどうぞ。
旧太子駅は前回の中之条ビエンナーレ2013の展示エリアの1つだったので、ご覧になられた方も多いのではないでしょうか。作家の海津さんの展示場所でもありました。
その時は、本当に妖精でも出てきそうな場所でした。
2012年12月の極寒のなかでの、会場下見会での写真も掲載しておきましょう。
きっと、これから貴重になるかも?
かつて駅前通りは栄え、映画館まであったそうです。
近くには日本鋼管の社宅も並び。
いまは、もはやその面影すらありません。
40年位でこんなに変わってしまうものなのでしょうか。。
ネットで探したら、現役時代の写真がありましたのでちょっくら転載させていただきます。(なにか問題ありましたら連絡くださいまし)
もういっその事、長野原草津口駅までかつてのように 蒸気機関車走らせたら面白いのになあ!なんて思います。当時のトンネルもまだ残っていますからね!