由比エリアは、ビエンナーレ最西端の会場です。
東海道五十三次では、蒲原につづく16番目の宿場町。
蒲原とは異なり漁港の町でもあります。
こちらでは、ユミソン氏キュレーションの企画展TRAVELING THEORYに参加されている平川渚さんが展示をされています。
由比に滞在し地元の漁師さんから教わったという手編みの網、漁師さんとの共同作業であるとか。そのコミュニケーションや行程も含めて作品なのですね。
漁師網にはいろいろなことが。編み目の大きさの理由のことなども。
私はてっきり農業の野菜ネットのように漁師網も既製品かと思ってました…
展示会場の隣に由比漁港仲買人である原藤さんのお店があります。
11月は桜海老が旬です!こちらで購入することもできます。
こちらは400年以上の歴史を持つ臨済宗のお寺さんです。
こちらの書院も展示会場に。
臼井良平さんの作品〈海の見える部屋のためのインスタレーション〉にあるペットボトルは、すべてガラスでできています。
本来ペットボトルはガラスの廉価代替品として開発されたものですが、それをまたガラスに置き換えてあるという作品です。
11月30日ビエンナーレ最終日、由比エリア原藤邸では庵原市国際芸術祭オープニング&TRAVELING THEORYのミドルイベントが行われました。
TRAVELING THEORYキュレーター、ユミソン氏