美術家  小林正樹
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木津川アート 古くからのまち散策・大里編

古いまち大里、作品をめぐりながら散策。


 集落の中は道が細く迷路のようです。水路も多く余所者が自動車で迷い込んだら大変なことになりそう…なので徒歩で回ります。

きっと自動車がこの世に登場するよりも遥か昔からある町なのでしょうね…


集落の外には田や畑が広がる大里地区。

大里会館分館

小杉俊悟さんの彫刻がベンチに座っています。

 期間中は休憩所になっており木津川アートグッズや作品、絵ハガキ、古屋崇久さんのプロマイド(500円、売れ行き好調!?)も購入することが出来ます。お茶の産地だからでしょうか、お茶箱の展示台も。

 

まちなかに点在している小杉俊悟さんの彫刻

河村邸

河村邸での木俵元毅さんによる1000体を越える兵隊フィギアのインスタレーション

イチジク畑

大里公園池

宮永甲太郎さんによるインスタレーション 池の中に無数の瓶。

相楽神社

相楽神社は「さがなかじんじゃ」と読みます。


"相楽"(さがら)さんが住む"相楽"(そうらく)郡には、"相楽"(さがなか)神社がある。

知らないと読めませんね…


浅山美由紀さんによるインスタレーション

旧漁協事務所

この畑の続く内地に「漁協組合」???


かつて養魚場だった「漁協事務所」。

こちらも展示会場です。

戦時中、兵隊さんに良質なタンパク源を確保するためと言う目的で、

ここに鯉の養殖場を造ったことが始まりだったそうです。

(木津川アート公式ブログより)

 

古い建物、中もなかなかな味わい深い土壁。

 

堀川すなおさんの平面作品


堀川さんの緻密な観察による、青線のまるで図面のような平面作品。

作品のモチーフは、この建物に残されていた漁業道具「浮き」。

何枚もの展示作品は、この1つの「浮き」から生み出されたそうです。

「浮き」

こちらのレンゲによる蓮華は、城戸みゆきさんのインスタレーション

「泳ぐことさえできるというが」

食器の「レンゲ」は、蓮華の散った花びらに見立てて「レンゲ」、この作品は逆にレンゲを「蓮華」に見立てたものですね。

 

 

SAX演奏「狐の森の逃げ水の池にて」

最終日11月15日の漁業事務所では、城戸みゆきさんの作品の中でサックス奏者・樋野展子さんの演奏がありました。

 

 陰影の美しい城戸さんのインスタレーションのなかで幻想的なサックスの音色が響き渡る。。。

最後に贅沢な時間を過ごさせていただきました。

 

 

 

 大里地区では、他にも素晴らしい作家さん達が展示されてました。

ご興味のある方は木津川アート公式ブログに作品写真をあげられているサイトのリンクがありますので、ぜひお立ち寄り下さいませ。

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