旧五反田学校での滞在制作（４）

五反田学校には私を含め８人の作家さんが参加しています。
8月後半、私が伊参エリアに滞在始めた段階ではすでに３人の作家さんは設置完了されていました。
しばらく独りの制作が続きましたが、8月末、作品とともに「はんすとようとん.ぷれす（ハンスショール+小野養豚ん）」御一行様がやってきました。アシスタントの筑波大の学生さんも一緒です。
それまでは建物の軋む音しか聞こえてこなかった五反田学校が、急に華やいで賑やかに！しかも、ありがたいことにランチにもお誘い頂いたり。

「小野養豚ん」さんは、ずっと「豚」をテーマに制作をされている作家さんです。
ハンスさんは、ドイツから来日されての参加で、キネティックアートの作品を制作されています。ドイツといえば「ヨーゼフ・ボイス」という偉大な作家が有名ですが、ハンスさんはボイスについても大変造詣が深く、この展示後は小野さんが先生をされている筑波大学にてボイスについての講演会をされるとのことです。

偶然、立ち寄られた総合デレクターの山重さんもランチに合流。

小野さんは、冗談と笑顔と笑い声が絶えない明るくて素敵な方です！

豚は食べられてしまう運命なのかもしれませんが、小野さんの制作されている豚さん達は穏やかな表情をしています。

次は

中之条ビエンナーレ2015いよいよです

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