美術家  小林正樹
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「真鶴まちなーれ」散策

真鶴へドライブ

今日は八月最後の日。すっかり秋めいてきましたね。

本日迄の美術展がありました。
知人の作家も参加している「真鶴まちなーれ」(公式HP

 

一仕事片付けて午後、真鶴へ出発。

神奈川県内、日中のこの時間、順調なら一時間半位で到着です。

 

湘南海岸を越えて西湘バイパスを更に西へ。

海水浴のシーズンも終わりですね。

だんだん見えて来たのは真鶴半島かしら。

 

真鶴港エリアを散策

 

「真鶴まちなーれ」では[パーク&ライド方式]をとっているので真鶴駅周辺の民間駐車場に車を置いて、てくてく歩いて周ります。

一日止めても800円ほどです、都心に比べると安い!

 

真鶴は石の産地としても有名です。

あちこちに石積みの擁壁が。
石彫家には馴染みのある土地かもしれませんね。

 

真鶴半島は坂道だらけ。

運動不足なので汗をかくのも心地いい。

設置作品を探しながら登った高台から真鶴港を見下ろす。
いろんな色の屋根が並ぶ真鶴魚港の町。

 

港ではイベントの一環でビックバンドライブ。

ジャズの音が町中響き渡っています。

 

真鶴港は、小さいですが水深が深く緊急事に大型船が避難できる港でもあるそうです。

 

 大好きなビックバンドジャズの音に誘われ港に向かって下っていきます。

あちこちにショートカットする路地や坂道、階段が多くて立体的な町なみが面白い。

 

 

気ままお昼寝中。

 

 港は沢山の人で賑わってます。

手前の作品は伊藤隆治さんの「真鶴の月」、夜になると月の軌跡のように光ります。

 

 ジャズって港に似合いますね〜

 

 歩きながら町の建物を見るだけでも楽しいです。

漁師さん御用達のバーバーかしら。。

町を見て歩くことが、「真鶴まちなーれ」の目的の一つだそうです。
みんなで歩いて新鮮な魚介類などの食材を買い集めて料理を作るというワークショップもあったそうです。
ワークショップ主体のアートイベントでもあります。
今はあちこちでアートイベントがありますが、お客さん参加型のワークショップ主体というのは大変面白いと思います。

 

 

 散歩中に発見!月かと思いました。

「漂流物/WRECKAGE」松下 徹さんの作品
 

 「漂流物/WRECKAGE」松下 徹さんの作品

 

真鶴まちなーれ 第二会場「人だまりの家」

 「人だまりの家」は展示会場でもありレジデンスでもあるそうです。

ボランティアの学生さん達がいて賑やかそうでした。

 

 

「Resonance〜終わりのところ〜」

 ここ「人だまりの家」では、サイエンスとアートが出会い生まれた作品を展示しています。

 

展示の照明計画はアーティストでもある鈴木泰人さん。

四つ足の彫刻は阿部乳坊さんの作品かしら

 

「透明な集積」山重徹夫さん

今回は作家としての参加のようですね。

 

「Diversity maniacs」小山田徹さん

小瓶のなかにはホルマリン漬けのメダカが。

卵付きのもいました。

うちにもメダカが沢山(百匹以上?)いるので馴染みの生物です。

同じ様でいて結構、個体差や性格差もあるんですよね。

 

「氷下の静塔のために」大和由佳さん

大和さんは、いつも思慮深さに関心させられる素敵な作家さんです。

いまは遠くジュネーブの町で昨年の中之条ビエンナーレの時のように歩いてまわって制作されているようですね。

 

真鶴まちなーれメイン会場 コミュニティ真鶴

真鶴のモデルハウスとも言うべきこの「コミュニティ真鶴」。

石の産地らしく様々な石をふんだんに使った建築です。
真鶴には20年前に制定された町づくり条例「美の基準」というものがあるそうです。

 

 

 

大変細かいデザインコードが記された「美の基準」のマニュアルの内容を拝見し驚きました。

そのなかには「通りに面した庭には実のなる木を植えましょう」などとユニークなものまで。

 

確かに散歩していて、あちこちの庭に実が成っていたらなんだか幸せな気分になりますものね。

ディレクターズトーク

 

最終日最後のイベント「ディレクターズトーク」拝聴しました。

 

平井宏典さん(真鶴まちなーれ総合ディレクター)

山重徹夫さん(中之条ビエンナーレ総合ディレクター)

 

司会は、奥本素子さん(真鶴まちなーれ共同ディレクター)

 

 

皆さん、トーク慣れしてらして関心。

そうですよね、経て来たトーク場数が違いますものね。

私はあまりトークやらプレゼンやら言葉がそれほど得意ではないので、ひたすら「ほー」と聞き入って楽しませていただきました。

 

また、来年の開催を楽しみにしたいと思います!

 

 

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