昨秋、延べ来訪者数33万人という驚異的な記録で終演した群馬県吾妻郡中之条町で開催された「中之条ビエンナーレ2013」。
熱い祭の後には厳しい冬が訪れ、
(中之条の冬は早く11月には霜が降り路面は凍結するそうです)
昨冬は大変な大雪に見舞われました。
そしていつもの春が訪れ、
梅雨に入りあっという間に半年が過ぎました。
関越渋川インターからは353号で六合を目指します。
田植えの終った田んぼ。梅雨で山の緑も深いです。
奥の方に見える赤岩集落。
R292日影側からの撮影。
日影側の集落。
奥の方に見える赤岩集落。日影側より。
その間には深い渓谷、白砂川が流れています。写真真ん中の橋はそれを越えるためのものです。
私の展示会場であった日影の小さな蔵の扉は半年前の終演日に閉じられて以来、実は展示をそのまま残しています。
今回の訪町の目的は展示の今後についてのミーティングとメンテナンスをすることでした。
作品展示を継続させるには地主さんのご理解ご協力が不可欠です。今回の訪町も地主の前川夫妻様には歓迎して頂き本当に感謝しかありません。。
約半年ぶりに蔵の重い扉を開けました。仮設電気も撤去され暗い蔵の中を役場からお借りしてるランタンをもって恐る恐る入ってみる…
流石は蔵です!
半年前にタイムスリップしたかのよう見事そのままの状態が保たれていました、感動!!
吉田さんが展示していたこの場所、今は入山胡瓜(六合名産美味い!)が植えられています。本来の役目に戻ったようです笑。
中之条ビエンナーレ2013で三宅さんが展示された日影の大きな蔵(同じ地主さん)。
今はリノベーションされて酒屋になっています。六合でお酒の買える所は町営温泉の自販機位でしたのでこれは大変便利です。しかもレジデンスの隣!
地酒や地ビール、タバコ、バーベキューに必要な炭や紙皿もあり〼。野反湖キャンプ場行く方、この先店が無いかもしれないので是非こちらでお買い物を!
水曜定休日。
昨年は制作等で延べ一ヶ月滞在した日影レジデンス(旧日影幼稚園)
人がいないと寂しいですね…
でもレジデンスの裏手のお花畑は変わりません。
旧家の離れをリノベーションした地主さんのゲストハウス。
普通に住めます!
地主の前川さん夫妻に赤岩長英の隠れ家の湯本さん、中ビ作家で中之条に移住してしまった飯沢さんと星野さんも合流して賑やかな酒宴。
なんと前日に前川さんが私の為に山で採ってきて下さったというワラビや庭の蕗を肴に地酒で一杯!最高です!
夜はまだ冷える六合。
囲炉裏を囲んでいい感じです。
(写真は中ビのスパイス、飯沢さん)
※中ビ(中之条ビエンナーレの略)
ゲストハウスの周りに生い茂る蕗。
食べ放題ですね。
来月七月にまた六合入りすることになるかもしれません。
そのときは中之条の皆様、また宜しくお願いします!